体に負荷をかけずに大きな効果が得られる!

サイクリングする女性体は新陳代謝を行うことで、古くなった細胞から新しい細胞へと生まれ変わります。ところが、年齢を重ねていくことで新陳代謝は衰え、細胞の交代がスムーズに行えなくなってしまうのです。これが、私たちの体に起こる老化の現象です。
有酸素運動には、加齢で衰えた新陳代謝機能を向上させる効果があるため、若返りに有効な運動と言われています。
そんな有酸素運動の1つであるサイクリングは、ひざや腰といった関節に大きな負担をかけることなく、高い運動効果が得られるとして注目されています。

サイクリングのメリットと効果

有酸素運動は、20分以上運続けることが理想と言われています。
ウォーキングやジョギングを20分続けるのは、足腰が弱まった方には結構大変ですが、サイクリングなら割と簡単に時間をクリアすることができます。足を地面に着地することのないサイクリングは、ウォーキングやジョギングに比べて関節への負担が少ないためです。

比較的長い時間、無理なく運動を続けられるうえに、運動効果も高いので、中高年の若返り運動として注目されています。
適度に負荷のかかった運動で筋力アップや新陳代謝の向上が望めるだけでなく、流れる風景の中を自転車で駆け抜ける爽快感から、ストレス解消効果ももたらしてくれます。
代謝が上がると肌細胞の入れ替えも活発になりますので、ダイエットや肌年齢の若返りにも高い効果を得られると言われています。

サイクリングのための正しい自転車調整方法

負担が少ないというけれど、自転車に長時間乗ったら足はパンパンになるしお尻だって痛くなってしまうのでは…と心配される方は少なくないでしょう。
普段の自転車、いわゆるママチャリは、ハンドルが高くサドルにしっかりと腰かけるような作りになっていますよね?そのバランスで長時間のサイクリングをしようとすると、体重を腰だけで支えるのでお尻が痛み、ペダルは足だけで漕ぐのでふくらはぎやももがパンパンになるのです。
ハンドルとサドルの調整をサイクリングに適した形にすることで、普段の自転車でも無理なく有酸素運動を続けることができます。

<サドルの高さ調整>
サドルに座った時に、両足のつま先が地面につくくらいの高さがベストです。これよりも低いと運動効果が減少し、高いと転倒の危険性が高まります。
<ハンドルの高さ調整>
自転車に乗った時に体が前傾姿勢になるように、サドルの高さよりも少し高めで調性するのがベストです。こうすると、体重を両手と腰の3点で支えることになりますので、1点だけに負担がかかることがなくなります。

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