老化現象の元凶となるたるみ

顔のたるみをケアお肌の構造は、表面から見て大きく角質層・表皮層・真皮層の3つに分かれています。中でも真皮層は肌を支える土台の役割を果たしており、お肌のハリに最も関係している部分でもあります。
真皮層はコラーゲンやエラスチンといった繊維細胞でできているのですが、残念なことに体内にあるコラーゲンやエラスチンは年齢とともに減少していってしまいます。
真皮層を構成するコラーゲンやエラスチンが減ってしまうと土台としての役割を果たせなくなるため、支えをなくした肌は重力に従って下へとたるんでいってしまうのです。
肌がたるむとフェイスラインが崩れるばかりではなく、ほうれい線を代表とするしわが深くなり、老け顔が完成してしまいます。

たるみによる老け顔を改善して若々しい表情を取り戻すために、美容整形クリニックでは以下のような方法の若返り施術をおこなっています。

美容整形クリニックが行う顔の若返り術

<ヒアルロン酸の注入>
顔のしわに沿ってヒアルロン酸を注入することで、皮膚を内側から持ち上げていきます。
ヒアルロン酸はもともと人間が体内に持っている「ムコ多糖類」なので、注入してもアレルギー反応の心配がないというメリットがあります。持続性に優れているだけでなく、治療後のお化粧にも特に問題がないので、プチ整形施術として人気の若返り術です。
<ボトックス注射・ゼオミン注射>
額や眉間・ほうれい線といった、顔の筋肉を動かすことでより深く刻まれる表情じわに有効な方法です。
ボトックスもゼオミンもボツリヌス菌から作られたたんぱく質の一種で、筋肉を収縮する特徴があります。この特徴を活かして表情筋に働きかけることで、しわや皮膚のたるみを改善し、若々しい皮膚をつくっていきます。
<フェイスリフト>
たるんでしまった皮膚を、脂肪・皮下筋膜・表情筋といった組織ごと引っ張り上げ固定し、余分な皮膚を切り取ることで顔のたるみを解消する手術方法です。
フェイスラインの崩れやほうれい線を改善するのに効果的です。

美容整形でのたるみとりに、以前は切開術が多く使われておりましたが、最近ではヒアルロン酸やボトックスなどを注入することで解消する、いわゆるメスを使わないプチ整形が主流になっているそうです。
皮膚を切開するという抵抗感や不安感が少なく、日帰りで済むという手軽さも人気の要因となっています。

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