老化防止には、体内コラーゲンを保つことが大切
コラーゲンとは体内にあるたんぱく質の一種で、皮膚や筋肉、骨など、私たちの体を構成している要素の一部でもあります。
よく「美肌にはコラーゲン」と言う言葉を聞きますが、それは私たちの体の中で一番コラーゲンが多いのが皮膚だからなんです。
ところがこの体内コラーゲンは、加齢とともに減少していってしまいます。
コラーゲンは、真皮層で新たな肌細胞の生産や肌のハリ・弾力を保つという役割を果たしていますので、その減少はたるみをもたらす大きな原因となってしまいます。
よって美容整形では、肌の弾力とハリを取り戻し、たるみやしわを改善していく方法として「コラーゲン注入」術を取り入れているんです。
コラーゲン注入とその効果
コラーゲン注入とは、しわやたるみ、肌のくぼみなど、気になる部分にコラーゲンを注入していくことで、肌を内側から持ち上げ症状を改善していく方法です。
この時肌へ注入されるコラーゲンは、子牛の皮膚から作られたものからアレルギー物質のテロペプチドを除去し、無痛化剤を加えて滅菌したゲル状のものです。
コラーゲン自体はもともと体の中にある成分ですので、アレルギーを起こす可能性はとても低いですが、全くないとも言えません。よって、注入前には必ずパッチテストを行うことになっています。
コラーゲンを注入すると、たるみやしわの改善はもちろん、肌質改善も期待できるため、若返りに効果的と言えます。しかし、注入したコラーゲンは徐々に体内に吸収されていってしまいます。よって、若返り効果が持続するのは、約半年から1年半くらいだそうです。
コラーゲン注入術のように気になる部位に直接コラーゲンを注入する方法の他にも、真皮層のコラーゲンが増加するように働きかける施術方法があります。それが、フォトフェイシャルなどの美容治療器による光施術です。
気になる部位に光を照射することによって、その熱で肌内部にほんのわずかなダメージを与えコラーゲンの生成を促進していくのです。
フォトフェイシャルの他には、サーマクール・フォトRF・Eライト・E-MAXなどの治療器があり、こちらもコラーゲンの生成促進効果があります。